社内で最近DatawareHouseやBIツールと戯れてる@ntakaakiと申します。
VG Advent Calendarの8日目を担当させていただきます。
以前弊社の海外子会社の開発環境の構築を手伝っていた際に
導入したAlminium(Redmine)についてご紹介させていただきたいと思います。
Redmineは弊社でも数年前から利用していて、今ではほぼ全社で使われてる状況です。
今回の海外子会社の場合、現地の通信事情が悪くリモート環境に構成管理ツールや
リポジトリを置いてしまうと断線が即業務に影響を与えてしまうという問題が発生していました。
通信環境の改善もビル側の事情で簡単には改善できないとの話だったので
現地オフィス内で閉じた形で運用できるものがほしいとのことでした。

最初はGitlabを検討したのですがインストール手順の煩雑さに
嫌気がさしてしまい、もっと楽に入れられるものはないかと探していたところ
ちょうど見つけたのが下記の記事です。
かんばん!〜もし女子高生がRedmineで「スクラム」開発をしたら
いろいろ混ざってますが、細かいことはわきに置いとくとして。
内容自体は至ってまっとうにRedmineを使ったスクラム開発を
ストーリー仕立てで解説してくれてます。
この記事でAlminiumを知り、さっそく導入を進めました。
インストール自体は素のRedmineよりも圧倒的に簡単です。
自分はScientific Linux 6.2を利用しました。
私が構築した際は、Redmine1.3相当でしたが現在は2.0.3がインストールされますようです。
運用中の環境にインストールしようとするとうまくいかないかもしれません。
Alminium自体がRubyをインストールするのですが、先にRubyが入ってると
うまくいかないようなのでまっさらな環境にインストールすべきです。
インストール手順に従ってコマンドを実行するだけです。(当然ですが管理者権限です)
これだけで必要なRPMやRuby、Gem、Redmineのプラグインのインストールを
一通りやってくれます。
Alminiumを使っていて一番気に入ってるのはRedmineのプロジェクトの作成とは別で
行なっていたSVNやGitの設定をまとめてやってくれて、尚且つ両方のユーザーの権限設定を
Alminiumで一元管理してくれることです。
その他にも
Backlogs Pluginでチケットの状況を視覚化できる

※サンプルで作ったプロジェクトのカンバンです
CodeReview Pluginでのコードレビューの実施
と、これらのことが追加作業なしでできました。
上記のプラグイン以外にも素のRedmineに比べて様々な使い勝手の向上が
図られているので、余程の理由がない限りはAlminiumでRedmineを使うのがいいと思います。
Redmineとの違いはこちらをご確認ください
またプロジェクト作成時に設定されたGitのHooksを利用して
別にインストールしたJenkinsの静的解析ジョブのキック
確認環境への自動ディプロイ
なども行っています。
以上のようなことが様々なツールやサービスを組み合わせることなく
一台のマシン上で完結して実現することができました。
新たに構成管理ツールやリポジトリの設置を考えられてる方は検討されては如何でしょうか。
明日はAA職人のおみさんです。お楽しみに!
参考リンク
https://github.com/alminium/alminium
http://alminium.github.com/alminium/git.html
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/index/index_scrum.html
参考書
Gitポケットリファレンス
VG Advent Calendarの8日目を担当させていただきます。
以前弊社の海外子会社の開発環境の構築を手伝っていた際に
導入したAlminium(Redmine)についてご紹介させていただきたいと思います。
Redmineは弊社でも数年前から利用していて、今ではほぼ全社で使われてる状況です。
今回の海外子会社の場合、現地の通信事情が悪くリモート環境に構成管理ツールや
リポジトリを置いてしまうと断線が即業務に影響を与えてしまうという問題が発生していました。
通信環境の改善もビル側の事情で簡単には改善できないとの話だったので
現地オフィス内で閉じた形で運用できるものがほしいとのことでした。

最初はGitlabを検討したのですがインストール手順の煩雑さに
嫌気がさしてしまい、もっと楽に入れられるものはないかと探していたところ
ちょうど見つけたのが下記の記事です。
かんばん!〜もし女子高生がRedmineで「スクラム」開発をしたら
いろいろ混ざってますが、細かいことはわきに置いとくとして。
内容自体は至ってまっとうにRedmineを使ったスクラム開発を
ストーリー仕立てで解説してくれてます。
この記事でAlminiumを知り、さっそく導入を進めました。
インストール自体は素のRedmineよりも圧倒的に簡単です。
自分はScientific Linux 6.2を利用しました。
私が構築した際は、Redmine1.3相当でしたが現在は2.0.3がインストールされますようです。
運用中の環境にインストールしようとするとうまくいかないかもしれません。
Alminium自体がRubyをインストールするのですが、先にRubyが入ってると
うまくいかないようなのでまっさらな環境にインストールすべきです。
インストール手順に従ってコマンドを実行するだけです。(当然ですが管理者権限です)
yum install git
git clone https://github.com/alminium/alminium.git
cd alminium
bash ./smelt
これだけで必要なRPMやRuby、Gem、Redmineのプラグインのインストールを
一通りやってくれます。
Alminiumを使っていて一番気に入ってるのはRedmineのプロジェクトの作成とは別で
行なっていたSVNやGitの設定をまとめてやってくれて、尚且つ両方のユーザーの権限設定を
Alminiumで一元管理してくれることです。
その他にも
Backlogs Pluginでチケットの状況を視覚化できる

※サンプルで作ったプロジェクトのカンバンです
CodeReview Pluginでのコードレビューの実施
と、これらのことが追加作業なしでできました。
上記のプラグイン以外にも素のRedmineに比べて様々な使い勝手の向上が
図られているので、余程の理由がない限りはAlminiumでRedmineを使うのがいいと思います。
Redmineとの違いはこちらをご確認ください
またプロジェクト作成時に設定されたGitのHooksを利用して
別にインストールしたJenkinsの静的解析ジョブのキック
確認環境への自動ディプロイ
なども行っています。
以上のようなことが様々なツールやサービスを組み合わせることなく
一台のマシン上で完結して実現することができました。
新たに構成管理ツールやリポジトリの設置を考えられてる方は検討されては如何でしょうか。
明日はAA職人のおみさんです。お楽しみに!
参考リンク
https://github.com/alminium/alminium
http://alminium.github.com/alminium/git.html
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/index/index_scrum.html
参考書
Gitポケットリファレンス